理学療法士って気持ち悪い人多くないですか?
自分の職場だけ?
理学療法士全般的にそうなの?
このような「理学療法士は気持ち悪い」と言われる原因について解説します。
実例も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
✔本記事の内容
●気持ち悪い理学療法士 ポジティブ2選
●気持ち悪い理学療法士 ネガティブ5選
✔本記事の信頼性
3回の転職を経て、現在は急性期病院で勤務しています。
理学療法士って個性豊かで色んな方がいますよね。
僕も2回の転職を経て、3つの職場で勤務してきて、合計100人以上の理学療法士と働いてきました。
・「目標となる理学療法士」
・「こんなふうにはなりたくないなと思った理学療法士」 など
本当に色んな方がいます。
本記事は、
・気持ち悪い理学療法士に困っている
・気持ち悪い理学療法士になりたくない
このような悩みを解決します。
それでは解説していきます。
「理学療法士は気持ち悪い」の真相
なぜなら
「嫌い」「感じが悪い」「嫌悪」「普通じゃない」「自分と違う」「違和感」 など
「気持ち悪い」には様々な意味が含まれています。
人が気持ち悪いと感じる瞬間って、必ずしも「気持ち悪い」=「嫌悪」「嫌い」だけではないですよね。
自分の感性と異なっていると、「気持ち悪い」=「自分と違う」「普通じゃない」「理解できない」と感じることがあります。
●一般の方から見て、医療職としての感覚の違い
●理学療法士の方から見て、異色の経歴や考え方による感覚の違い
このような感情を持たれることはあると思っています。
そんな僕の今の働き方はこちら
つまり、「理学療法士気持ち悪い」とは「理学療法士の中には極端な言動の人がいる」と言い換えることができます。
「気持ち悪い」には「ポジティブな面」と「ネガティブな面」があるので、それぞれ解説していきます。
気持ち悪い理学療法士 ポジティブ2選
まずはポジティブ編です。
・勉強熱心
・休日の過ごし方
勉強熱心
・常に研究活動、論文執筆を続けている
・資格習得をし続けている
・早朝出勤、深夜帰宅
専門職として、本来は見習うべき姿なのでしょうが、勉強熱心も度が過ぎると多くの人には理解されにくいです。
休日の過ごし方
・日頃処理しきれない雑務をこなす
・研究活動のためのデータ収集、整理
・勉強会のためのスライド作成
・趣味はもっぱら仕事に関する文献の読書
休日なのにリフレッシュせずに、日頃手が回らない仕事関連に取り組む。
これも専門職としては見習うべき姿なのでしょうが、休日まで仕事関連のことをやり過ぎると多くの人には理解されにくいです。
ポジティブな「気持ち悪い理学療法士」の特徴
・仕事前後も休日もいつでもどこでも理学療法関連のことをやりすぎる
多くの人には理解されにくいので、残念ながら「気持ち悪い」と思われることもあります。
このような方々は、個人的には素晴らしいと思っています。
ただ、僕はここまでストイックにはなれません…
気持ち悪い理学療法士ネガティブ 5選
つづいて、ネガティブ編です。
・うぬぼれ
・見下し
・強要
・興味
・コミュニケーション
うぬぼれ
・自分は何でも知っている
・自分の考えが正しい
・自分のやり方が絶対正しいからその通りにやればいい
理学療法士として様々な経験が増えてくると、中にはこのように自信過剰になってしまう人もいます。
「患者や利用者と共に取り組むもの」
「常に最適な方法を模索するべき」という謙虚な姿勢を持てなくなってしまう人です。
このように自身の考えに絶対の自信を持ち固執する理学療法士は患者・家族・同僚・多職種ともトラブルを起こしかねません。
見下し
・自分のほうが知っている
・自分のほうが勉強している
・自分のほうが頑張っている
自分は誰より頑張って勉強しているが、周囲は自分ほど勉強していない。
自己肯定感が高すぎるために周囲を見下し、他者の意見を聞き入れられなくなる人もいます。
「常により最善なアプローチを模索すべき」
「何事も様々な視点で考えるべき」といった多面性を持てなくなってしまう人です。
自分の考えに固執してしまうことで、より最適な方法を模索・発見する機会を逃してしまいます。
強要
・自分が頑張っているんだからあなたももっと頑張りなさい
・この方法が正しいんだからあなたもやるべき
・できない、やらないのは努力が足りないからだ
自分は正しいことをやっているのだから周囲の人も同じことをするべきと押し付けてくる人もいます。
「学びのペースも人それぞれ」といった個別性を考えられなくなってしまう人です。
強要が強い人は、多職種で協調することができず、結果として良好な成果を上げることが難しくなります。
興味
・痛みを緩和、筋力増強、能力向上など対象者の一部にのみ着目
・患者の生活には興味がない
自身の知識、技術、手技を発揮することに関心があり、対象者の身体に変化が生じることにのみやりがいを感じている人です。
「対象者の生活・社会活動など広域な視点で考える」
「生活環境など周辺因子も考慮する」といった本質を忘れてしまう人です。
自身の興味の対象が、対象者の身体のみに偏ることで、対象者との関わりにも偏りが生じてしまいます。
コミュニケーション
・理学療法士同士お互いを尊重する意識が強すぎる
・尊重し過ぎるあまりに対等な話し合いができない
理学療法士という職業は聖職のようにとらえてしまう人がいます。
「教員」
「医師」
「弁護士」
「政治家」 くらいです。
お互いを「〇〇先生」呼びするのは、理学療法士同士の勘違いです。
他職種からは「なんでリハビリの人は〇○先生って呼ぶの?」と思われたりしています。
ネガティブな「気持ち悪い理学療法士」の特徴
勉強熱心に自己研鑚に取り組んだ結果、
・自信過剰になる
・自己肯定感が高すぎる
・自分と同じ取り組みを周囲に押し付ける
・自身の知識、技術、手技を発揮することに関心が偏る
・理学療法士という職業は聖職だと思い込む
熱心に自己研鑚に励むのは素晴らしいことですが、その結果様々な考え方が偏ってしまうと、周囲の職員のみならず、患者さんや家族にも不評な理学療法士になってしまいます。
まとめ
「理学療法士は気持ち悪い」の真相と実例について解説しました。
極端な言動には「ポジティブ」なもの、「ネガティブ」なものがあります。
・勉強熱心
・休日の過ごし方
・仕事に熱心過ぎる
・仕事前後も休日もいつでもどこでも理学療法関連のことをやりすぎる
多くの人には理解されにくいので、残念ながら「気持ち悪い」と思われることもあります。
・うぬぼれ
・見下し
・強要
・興味
・コミュニケーション
・自信過剰になる
・自己肯定感が高すぎる
・自分と同じ取り組みを周囲に押し付ける
・自身の知識、技術、手技を発揮することに関心が偏る
・理学療法士という職業は聖職だと思い込む
熱心に自己研鑚に励むのは素晴らしいことですが、その結果様々な考え方が偏ってしまうと、周囲の職員のみならず、患者さんや家族にも不評な理学療法士になってしまいます。
理学療法士は、
・勉強熱心
このような方が本当にたくさんいます。
それ自体は非常に素晴らしいことですが、熱心に取り組みすぎて、様々な勘違いをしていく理学療法士が多いことも事実です。
そんな理学療法士の給料はこちら
自己研鑚には励みつつ、謙虚な気持ちは忘れずにいきましょう。
本記事が皆さんの不安・不満を解決する手掛かりになれば嬉しいです。
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