理学療法士は待遇が良くないって聞くけど…
理学療法士の勝ち組はどんな感じなの?
将来性について知りたい!
このような、「理学療法士の勝ち組」について解説します。
実例も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
✔本記事の内容
●理学療法士の平均年収
●理学療法士の待遇
●理学療法士の人間関係
●仕事に対する満足感
●勝ち組理学療法士の実例
✔本記事の信頼性
2回の転職を経て、現在は急性期病院で勤務しています。
僕自身は、理学療法士として今の働き方に満足しています。
満足した働き方ができているので「勝ち組」だと思っています。
本記事は、
・将来が不安
・将来性を知りたい
このような理学療法士の働き方に悩みを持っている方に最適です。
悩みの原因が明確になれば、解決するための今後の行動の参考になります。
将来性に希望が持てれば、努力の方向性に迷いもなくなります。
それでは、解説していきます。
理学療法士の勝ち組とは?
そもそも「何が」「どう」であれば勝ち組なのか?
それは人それぞれです!
理学療法士という仕事に対して何を優先するかによって異なります。
とは言っても基準がないと判断しにくいので、本記事では以下の観点から解説します。
●待遇
●人間関係
●満足感
理学療法士の平均年収
平均年齢33.9歳 年収約418.9万円
(厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査より)
平均年収より多ければ「勝ち組」へ一歩前進です!
理学療法士の待遇
「待遇」と言っても幅広いので本記事では3つに分類して解説します。
✔理学療法士の待遇
・勤務時間
・福利厚生
1つずつ紹介していきます。
休日数
週休2日 年間110日程度
明確な平均値はありませんが、週休2日の職場が多く、年間では110日程度になります。
年間休日110日以上であれば「勝ち組」へ一歩前進です!
勤務時間
始業:8:30~9:00 終業:17:00~18:00 実働:8時間程度
このような勤務時間の職場が多いです。
回復期リハビリテーション病棟や学生患者を対象とした整形外科クリニック等では「早出」「遅出」勤務もあります。
始業時間や終業時間の違いはありますが、実働8時間程度が平均的です。
実働8時間程度であれば「勝ち組」へ一歩前進です!
福利厚生
・制服貸与、クリーニング
・研修、学会参加(参加費用、交通費、宿泊費) など
福利厚生は職場によって様々です。
福利厚生が多い職場や自分が満足できる福利厚生が受けられている職場であれば「勝ち組」へ一歩前進です。
理学療法士の人間関係
・上司、先輩
・後輩
・他職種
社会人にとって職場の人間関係はとても重要です!
ストレスなく、前向きに仕事に集中して取り組めるかは人間関係次第と言っても過言ではありません。
・上司、先輩→指導なし、ハラスメントあり
・後輩→意欲なし
・多職種→協力なし
このような人間関係では有益な仕事を継続することは困難です。
自分のヤル気も次第に減退していってしまいます。
・上司、先輩→アドバイス、指導してもらえる
・後輩→学び合える関係性
・他職種→患者のために協力し合える
このような人間関係であれば、お互いにストレスなく、良質な医療・リハビリを提供できます。
周囲と協力的な人間関係が築けていれば「勝ち組」へ一歩前進です。
仕事に対する満足感
仕事に対する価値観は人それぞれです。
・安定収入が欲しい
・休みがたくさん欲しい
・やりがいを感じたい などなど
一般的によく言われる他人の価値観ではなく、自分の価値観で仕事に対して満足感が得られていれば「勝ち組」へ一歩前進です。
勝ち組理学療法士の実例
勝ち組理学療法士には様々なパターンがあり、皆さんの身近・知っている理学療法士にも「勝ち組」の方々がいるはずです。
・各施設のリハビリテーション部門長
・研修会講師
・開業経営者
一般的な理学療法士は勝ち組になれないの?
そんなことありません。
僕は急性期病院勤務の一般的な理学療法士ですが、「勝ち組」と言える働き方を実践しています。
僕の働き方を紹介
年収
平均年齢33.9歳 年収約418.9万円
(厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査より)
休日数
・祝日休み
・年末年始休み
・誕生日休暇、夏休み
2021年度は
土日祝(119日)、年末年始(3日)、誕生日休暇(1日)、夏休み(2日)
合計125日
上記に加えて、有休(20日)
合わせて145日休みを取得できました。
週休2日 年間110日程度
勤務時間
始業:8:30~9:00 終業:17:00~18:00 実働:8時間程度
福利厚生
・制服貸与、クリーニング
・学会参加(参加費用、交通費、宿泊費)は公費支給
福利厚生に関しても、おおむね充実した待遇を受けられています。
人間関係
・上司、先輩→アドバイス・指導はほとんどないですが、過干渉もありません
・後輩→努力している職員が多いため刺激を受けることが多い。自分のモチベーションアップになっている。
・他職種→患者のために協力し合える人もいる
正直なところ、職場での人間関係全てに満足はしていません。
でも、一生懸命努力している後輩職員が多いことはすごく励みになっています。
臨床・研究を共に熱心に取り組める同志と一緒に働けていることはとても嬉しいです。
自分は「勝ち組理学療法士」か?
「勝ち組理学療法士」かどうかは他人が決めるものではなく、自分自身が判断するものです。
〇「自分基準」
それを判断する上で、基準としやすい平均を紹介しました。
平均との比較はあくまで参考です。
平均との比較を踏まえて、改めて自分自身の働き方をどう感じたでしょうか?
自分自身の働き方に納得できれば、あなたも「勝ち組理学療法士」です。
まとめ
「勝ち組理学療法士」は「他人基準」ではなく「自分基準」で判断しましょう。
✔平均的な理学療法士の働き方
約418.9万円
・平均休日数
年間110日程度
・平均勤務時間
始業:8:30~9:00 終業:17:00~18:00 実働:8時間程度
そのほかに「福利厚生」「人間関係」「仕事に対する満足感」など仕事に対する考え方は様々です。
つまり、「勝ち組理学療法士」とは「満足した環境で働いている理学療法士」です。
本記事が、皆さんの目指す理想の働き方の参考になれば嬉しいです。
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